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間取りの話。建物位置と形状 vol.129

2021.09.26(日)

徳島で新築住宅、注文住宅をご検討中の皆様、
こんにちは!
徳島の工務店、ラッフルズホーム
お客様相談室の加納です。

今回も、橋本さんと一緒に
お家づくりで大切なことを
お話ししていきます。

今回初めてコラムを読んだという方は、
是非第1回からご覧になってみてくださいね!
▶第1回家づくり初めの一歩!
 イェ~ 叶えます。


今回は間取りづくりの最初の最初です。


橋本さん
「やっぱり、最初は
 暮らし方をお聞きする事からですね。」

加納さん
「はい。そうですね。」

橋本さん
「そのあとはすぐに
 間取りを考えるのですか?」

加納さん
「まずは、建築予定地をしっかりと
 調査をすることから始めます。
 法的調査、環境調査等ですね。
 そして、配棟計画を行います。」

橋本さん
「配棟計画?」

加納さん
「はい。建物の位置と形状、
 駐車スペースや庭の位置、
 玄関に至るアプローチを決める事を
 配棟計画といいます。」

橋本さん
「なるほど!
 ……で、具体的にはどうするのですか?」

加納さん
「敷地に対して建てられる位置、駐車スペース、
 車両の止め方や庭の位置と広さ、
 駐車スペースと玄関の位置関係、
 道路のアプローチ方法、陽当たりが取れる距離、
 電柱、ごみ集積所などについて考えます。」

橋本さん
「結構考えることが多いんですね。
 これは大変ですね。」

加納さん
「そうですね。建物が建てられる範囲でも
 接道状況によって計画は変わります。
 一般的には隣地境界線からの離れ、
 道路境界線からの離れ、庭の位置と広さ
 駐車台数の位置等は基本になります。」

「駐車スペースも幅3メートルを考えていきます。
 庭の取り方にしても、例えば樹木の配置も
 お家を映えさせる要因になります。」

橋本さん
「確かに。庭がある家って憧れますね。」

加納さん
「ですね。出来るだけお客様が家を眺められる方が
 お家の大きさを感じられますので、そういう観点で
 玄関からのアプローチも考えて行きたいですね。」

橋本さん
「なるほど。
 確かに料亭や格式のあるお家は入口までの距離が
 長いですね。そのうえ足元を照明や樹木で
 引き立たせているお家が多い印象があります。」

加納さん
「雰囲気があるお家にするためには
 配棟計画やアプローチは必要ですね。
 あとは、庭の位置と広さも特徴があります。」

橋本さん
「そうなんですね。
 例えばどんな特徴があるんですか?」 

加納さん

「建物から見て東側にお庭を設けることで、
 しっかりと朝日を取り入れることが出来ます。

 一日中直射日光が当たる南側とは違って
 過ごしやすい朝を迎え入れることができますし、
 夕方は早めに日が陰ります。
 また、午後になると自分自身の建物の陰で
 庭に直射日光は当たりません。」

橋本さん
「ふむふむ」 


加納さん
「一方、北側にある庭は、
 直射日光が当たらないかわりに、
 一日中安定した明るさが保てます。
 また、『順光』といって
 建物の背後に太陽がくるのですが、
 これにより植物が家の方を向いて育ち、
 室内から美しく咲いた花などを
 鑑賞する事ができるようになります。」

橋本さん
「え~、そんなメリット、
 考えた事もなかったです。」

加納さん
「その他にも色々と考える事があります。
 例えば、敷地周辺の環境にも考慮します。」

「道路に設置されたゴミ置き場は収集日に
 近隣の人達が来る場所です。
 人の往来や瓶や缶を捨てる音、
 匂いの問題等の影響があります。」

橋本さん
「それはちょっと嫌かもしれません。」


加納さん
「そのため、ゴミ置き場が近くにある時には
 見えないように植栽や塀等で目隠しをしたり
 出入り口から離したり等も考慮も
 必要になってきますね。」

橋本さん
「普段気にしてない事は分からないものですね。
 やっぱり、こういった事は住宅会社で資格を
 持っている方に聞く方が安心ですね。」

加納さん
「まだまだ、考慮する事がありますが、
 今回はここまでといたします。
 次回も間取りについてお話したいと思います。
 次回も、お楽しみにして下さいませ。」


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