Column
コラム
間取りのお話! vol.128
2021.09.24(金)
徳島で新築住宅、注文住宅をご検討中の皆様、
こんにちは!
徳島の工務店、ラッフルズホーム
お客様相談室の加納です。
今回も、橋本さんと一緒に
お家づくりで大切なことを
お話しできたらなと思います。
今回初めてコラムを読んだという方は、
是非第1回からご覧になってみてくださいね!
▶第1回家づくり初めの一歩!
イェ~ 叶えます。
今回は、間取りのお話をお届け致します。

橋本さん
「間取りって楽しいですね。
よくチラシに出ている間取りを見てワクワクしながら
これは使いやすそう!とか、
これはちょっと嫌だなとか見てますね」
加納さん
「そうですね。
皆様、間取りを考えることは楽しいので
あれが良い、これはダメだとか吟味してますね。
打ち合わせで一番盛り上がるのも間取りのお話です」
橋本さん
「はい、楽しいです!夢が膨らむ時ですよね!」
加納さん
「間取りを考える際、
忘れてはいけないのは予算のことです。
あれもしたい、これもしたい。
で結局は予算オーバーになるなんてことも
良くある話です」
橋本さん
「確かに…。
でもせっかくのマイホームですから
こだわりたくなる気持ちもわかります」
加納さん
「橋本さんの言う通りです。
皆さん、『一生に一度病』にかかるんですよ。
家は人生で一回しか建てないないから、
これくらいはやりたい!
と思われる方が非常に多いですね」
「最終的には、やりたいことを叶えるために、
1番手の会社では無く、3番手、4番手の
安く上がる会社で契約する。
なんて方もいらっしゃいます。そんな時私たちは
『どうか、後から後悔に変わりませんように』
と願うことしかできません。」
橋本さん
「そうですよね…。
ちなみに、そういった方々は何を優先して
お家づくりを考えられるのですか?」
加納さん
「お家の広さだったり、設備の仕様だったり、
お客様によって様々ですね。
妥協した結果ではなく、それぞれの優先順位で
選択するのならばいいのですが…。
自分たちの暮らし方に添ってないままで
選択を誤れば、後から後悔する事が多いですね。」
橋本さん
「なるほど。
まずは、どんな暮らし方をしたいのか。
それを考えることが必要なのですね」
加納さん
「たまに、弊社の展示場にも数年前に
お家を建てたばかりの方が来られるのです。
そんな方は皆様、最初は、
『お家が好きで見にきました』と仰られます。」
「しかし、よくよく聞いてみれば、
やっぱりああしとけば、こうしとけば、
といった言葉が出てくるのです。
そんな方は、自分たちの基準と違う形で
お家づくりを進めてしまった方なのです。」
橋本さん
「自分たちと違う基準のお家づくり…?」
加納さん
「例えばですが…。最初の打ち合わせ時点で、
リビングは20帖以上で収納は多めに。
キッチンはアイランド型でパントリーは4帖以上。
大きな吹き抜けで勾配天井にして、
親が泊まりに来るので控えの間は8帖程度。
ファミリークロークも4帖位、土間収納もあり、
洗面所と脱衣室は分けたい。
お家は45坪以上で……。など、
非常に多くの事を希望される方がおられます」
橋本さん
「凄いですね……。でも、
それって本当に必要なのですかね……?」
加納さん
「はい。大切なのはその考え方です。
本当に必要なら希望通りでよいと思います。
が、例えば、ご両親さんは
年に一回くらいしか泊まりに来ないとなると、
『それなら本当に8帖のお部屋は必要ですか?』
となるのです。」
橋本さん
「ふむふむ」
加納
「他にも、
リビングはどうしてその大きさですか?
吹き抜けは何故必要ですか?等
ご質問をさせて頂くと、
『なんとなく、それ位いるかなと思って』や
『展示場でその大きさが気にいったから』と
話される方もいます」
「そんな方にはリビングを
どんなふうに使われる
イメージでいらっしゃるのか、
こちらもしっかりとお聞きします」
橋本さん
「広いリビングは憧れますが
具体的に、となると難しいですね」
加納さん
「例えば、リビングを広く作るのに
+500万円かかるとします。
金利1.2%で35年払いの場合、
月々の支払で考えれば14,585円
余分に支払う事になります」
橋本さん
「結構大きな差ですね……」
加納さん
「他にも、広くなればお掃除も大変ですし、
多少ですが光熱費も影響があります。
お家が大きいと敷地との関係も出てます。
それでも、大きさにこだわりたいのなら、
是非お建て下さい、とお話しています。
が、無理、無駄を無くすことも
必要ではないのでしょうか?」
橋本さん
「そうですね。ついつい、
せっかくだからと思いがちですが、
何が重要かを考えるべきなんですね」
加納さん
「はい。これから長く暮らしていく家だからこそ、
自分たちの暮らし方に合わせたお家が一番です」
「アフターで訪問させていただいた
弊社のお客様の中にもたまに、
生活スタイルが以前と変わっていない方を見かけます」
「リビングにコタツを出してソファーを無くすなど、
最初に思い描いた生活様式が自分達に
合わない事もよくありますので、
しっかりと自分基準を見つけましょうね」
橋本さん
「確かにそうですね。でも、
間取りの打ち合わせ時に営業さんは
そういった細かいお話を聞かないのですか?」
加納さん
「実は、この業界で設計の資格を持っている
営業さんは少ないです。そのため、一度持ち帰るか
無資格で設計をされる事があります」
橋本さん
「そうなんですか!?」
加納さん
「そのうえ、営業さんはお客様に嫌われたくないので
要望は素直に聞く方がほとんどです。
嫌われるとそこでお終いですから、どんな要望にも
はい。としか言わない方も多いですね。
ですから、お客様が言われた通りの間取りを作ると
どんどん大きな家になり、結果、
予算をオーバーをしてしまうのです」
橋本さん
「うーん……。
予算の問題は大きいですし、
何か別の提案があるならちゃんと聞きたいですね」
加納さん
「お客様も初めてのお家づくりなので
何が正解か分からないと思います。
だからこそ私たちは家づくりのプロとして
お客様に対してしっかりとご提案をします」
「その上でお客様と一緒に必要な物、必要無い物と
優先順位をつけて間取りを共同で考えるのが
良いのでは無いでしょうか」
「また、時代で流行り廃りもありますので、
飽きの来ない間取り、使い勝手の良い間取りの方が
最終的には暮らし易いかもしれませんね」
橋本さん
「本当ですね。
家づくりを終えたお客様に
実際の使い方を聞いてみるのも
いいかもしれませんね」
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こんにちは!
徳島の工務店、ラッフルズホーム
お客様相談室の加納です。
今回も、橋本さんと一緒に
お家づくりで大切なことを
お話しできたらなと思います。
今回初めてコラムを読んだという方は、
是非第1回からご覧になってみてくださいね!
▶第1回家づくり初めの一歩!
イェ~ 叶えます。
今回は、間取りのお話をお届け致します。

橋本さん
「間取りって楽しいですね。
よくチラシに出ている間取りを見てワクワクしながら
これは使いやすそう!とか、
これはちょっと嫌だなとか見てますね」
加納さん
「そうですね。
皆様、間取りを考えることは楽しいので
あれが良い、これはダメだとか吟味してますね。
打ち合わせで一番盛り上がるのも間取りのお話です」
橋本さん
「はい、楽しいです!夢が膨らむ時ですよね!」
加納さん
「間取りを考える際、
忘れてはいけないのは予算のことです。
あれもしたい、これもしたい。
で結局は予算オーバーになるなんてことも
良くある話です」
橋本さん
「確かに…。
でもせっかくのマイホームですから
こだわりたくなる気持ちもわかります」
加納さん
「橋本さんの言う通りです。
皆さん、『一生に一度病』にかかるんですよ。
家は人生で一回しか建てないないから、
これくらいはやりたい!
と思われる方が非常に多いですね」
「最終的には、やりたいことを叶えるために、
1番手の会社では無く、3番手、4番手の
安く上がる会社で契約する。
なんて方もいらっしゃいます。そんな時私たちは
『どうか、後から後悔に変わりませんように』
と願うことしかできません。」
橋本さん
「そうですよね…。
ちなみに、そういった方々は何を優先して
お家づくりを考えられるのですか?」
加納さん
「お家の広さだったり、設備の仕様だったり、
お客様によって様々ですね。
妥協した結果ではなく、それぞれの優先順位で
選択するのならばいいのですが…。
自分たちの暮らし方に添ってないままで
選択を誤れば、後から後悔する事が多いですね。」
橋本さん
「なるほど。
まずは、どんな暮らし方をしたいのか。
それを考えることが必要なのですね」
加納さん
「たまに、弊社の展示場にも数年前に
お家を建てたばかりの方が来られるのです。
そんな方は皆様、最初は、
『お家が好きで見にきました』と仰られます。」
「しかし、よくよく聞いてみれば、
やっぱりああしとけば、こうしとけば、
といった言葉が出てくるのです。
そんな方は、自分たちの基準と違う形で
お家づくりを進めてしまった方なのです。」
橋本さん
「自分たちと違う基準のお家づくり…?」
加納さん
「例えばですが…。最初の打ち合わせ時点で、
リビングは20帖以上で収納は多めに。
キッチンはアイランド型でパントリーは4帖以上。
大きな吹き抜けで勾配天井にして、
親が泊まりに来るので控えの間は8帖程度。
ファミリークロークも4帖位、土間収納もあり、
洗面所と脱衣室は分けたい。
お家は45坪以上で……。など、
非常に多くの事を希望される方がおられます」
橋本さん
「凄いですね……。でも、
それって本当に必要なのですかね……?」
加納さん
「はい。大切なのはその考え方です。
本当に必要なら希望通りでよいと思います。
が、例えば、ご両親さんは
年に一回くらいしか泊まりに来ないとなると、
『それなら本当に8帖のお部屋は必要ですか?』
となるのです。」
橋本さん
「ふむふむ」
加納
「他にも、
リビングはどうしてその大きさですか?
吹き抜けは何故必要ですか?等
ご質問をさせて頂くと、
『なんとなく、それ位いるかなと思って』や
『展示場でその大きさが気にいったから』と
話される方もいます」
「そんな方にはリビングを
どんなふうに使われる
イメージでいらっしゃるのか、
こちらもしっかりとお聞きします」
橋本さん
「広いリビングは憧れますが
具体的に、となると難しいですね」
加納さん
「例えば、リビングを広く作るのに
+500万円かかるとします。
金利1.2%で35年払いの場合、
月々の支払で考えれば14,585円
余分に支払う事になります」
橋本さん
「結構大きな差ですね……」
加納さん
「他にも、広くなればお掃除も大変ですし、
多少ですが光熱費も影響があります。
お家が大きいと敷地との関係も出てます。
それでも、大きさにこだわりたいのなら、
是非お建て下さい、とお話しています。
が、無理、無駄を無くすことも
必要ではないのでしょうか?」
橋本さん
「そうですね。ついつい、
せっかくだからと思いがちですが、
何が重要かを考えるべきなんですね」
加納さん
「はい。これから長く暮らしていく家だからこそ、
自分たちの暮らし方に合わせたお家が一番です」
「アフターで訪問させていただいた
弊社のお客様の中にもたまに、
生活スタイルが以前と変わっていない方を見かけます」
「リビングにコタツを出してソファーを無くすなど、
最初に思い描いた生活様式が自分達に
合わない事もよくありますので、
しっかりと自分基準を見つけましょうね」
橋本さん
「確かにそうですね。でも、
間取りの打ち合わせ時に営業さんは
そういった細かいお話を聞かないのですか?」
加納さん
「実は、この業界で設計の資格を持っている
営業さんは少ないです。そのため、一度持ち帰るか
無資格で設計をされる事があります」
橋本さん
「そうなんですか!?」
加納さん
「そのうえ、営業さんはお客様に嫌われたくないので
要望は素直に聞く方がほとんどです。
嫌われるとそこでお終いですから、どんな要望にも
はい。としか言わない方も多いですね。
ですから、お客様が言われた通りの間取りを作ると
どんどん大きな家になり、結果、
予算をオーバーをしてしまうのです」
橋本さん
「うーん……。
予算の問題は大きいですし、
何か別の提案があるならちゃんと聞きたいですね」
加納さん
「お客様も初めてのお家づくりなので
何が正解か分からないと思います。
だからこそ私たちは家づくりのプロとして
お客様に対してしっかりとご提案をします」
「その上でお客様と一緒に必要な物、必要無い物と
優先順位をつけて間取りを共同で考えるのが
良いのでは無いでしょうか」
「また、時代で流行り廃りもありますので、
飽きの来ない間取り、使い勝手の良い間取りの方が
最終的には暮らし易いかもしれませんね」
橋本さん
「本当ですね。
家づくりを終えたお客様に
実際の使い方を聞いてみるのも
いいかもしれませんね」
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