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コラム

お財布の話!パート2 vol.125

2021.09.17(金)

徳島で新築住宅、注文住宅をご検討中の皆様、
こんにちは!
徳島の工務店、
ラッフルズホームお客様相談室の加納です。

今回は前回の続き、お財布の話!パート2を
橋本さんとお伝え致します。

前回の内容をまだご覧になられてない方は、
こちらからご覧くださいね。


▶第4回家づくり初めの一歩!
 お財布の話!
 


加納さん
「前回は、銀行さんでおこなう
 事前審査の必要性をお伝え致しました。
 特に、銀行さんの比較とご自身が
 どういった条件で借り入れが出来るのかを
 知る事が大切とお話しましたね。」

橋本さん
「はい。どれくらい借り入れるかを
 知る事が予算の把握に伝わるんですよね!」

加納さん
「そうですね。借りれるだけ借りるのではなく、
 返せる金額だけを借りるのを心がけましょう。
 住宅ローン+自己資金+援助が
 お家を購入する際のお財布の中身ですね。」

「自己資金を幾ら出すのか、出さないのかも
 今後の将来設計と銀行さんの融資条件で
 変わってきますのでお客様それぞれに
 ぴったりの金額を考えて提案しています。」

橋本さん
「確かに。どの位借りれるのか、
 自己資金をいくら出すのかは
 人によって違いますよね。」

加納さん
「例えば、
 フラット35という長期固定金利で借りる場合。
 借り入れ出来る金額が所得によって変わります。」

橋本さん
「ふむふむ。所得が関係してくるんですね。」


加納さん
「はい。フラット35では年収400万円を境に
 返済負担率が30%から35%と変わるんです。」

橋本さん
「返済負担率…ですか?」

加納さん

「返済負担率とは、収入に対するローンの
 返済額の割合のことです。」

「例えば、年収500万円の方は月々の所得が
 416,666円となりますね。この方には
 マイカーローンが月々25,000円あったとします。
 この場合、自己資金で1割負担すれば
 フラット35の金利は1.28%になります。」

「この方がフラット35で3000万円を借り入れると
 月々の支払は88,656円となります。
 先程のマイカーローンと合わせると
 月々の支払総額は113,656円となりますね。」

「この月々の総支払額113,656円を
 月々の所得である416,666円で割ると
 0.27となりますので返済負担率は27%です。
 これは借り入れが出来る範囲となります。」

橋本さん
「返済負担率ってそうやって
 計算しているんですね。」

加納さん
「はい、そうですね。
 さらに、この方の借入が住宅ローンだけの場合
 月々の支払限度額は145,833円となり
 借り入れ金額は4,930万円までとなります。」

橋本さん
「なるほど。」


加納さん
「しかし、借り入れが出来るからといって
 限度額いっぱいのお金を借りるのは
 無謀ではないでしょうか?」

「ですから、借りれるだけ借りるのではなく、
 返せる金額だけを借りるようにする方が
 安心安全ですね。」

橋本さん
「本当ですね。
 無理な資金計画はダメですよね。」

加納さん
「そうなんです。
 無理のない資金計画を立てて、
 土地費用はいくらまで、建物費用はいくらまで、
 諸経費や外構費用等もしっかりと予算にいれて
 安心安全な額を考えましょう。」

橋本さん
「そうなんですね。
 なんとなく不安が解消されました。」

加納さん
「ですね。でもまだまだですよ。
 もう一つ、お勧めしているのが
 ライフプランを行うことです。」

「住宅ローンは長期間に渡りますので、
 その間にも様々なイベントがあります。
 出産や病気等はもちろん、
 マイカーの購入、お子様の学費……。」
 
「旅行や外食等もしたいですよね。
 それが無いと人生楽しくないですからね。
 その為にも将来設計での安心が必要になります。」

橋本さん
「確かに!楽しく生きなきゃですね。」

加納さん
「本当の家づくりはそこからです。
 そこをスタートとして、
 家づくりを考えて行けばいいと思ってます。」

「大切な事は無理な資金計画はしない。
 確かめてみる。その上で家づくりを
 するかどうかを決めればいいと思いますよ。」

橋本さん
「うん、うん。なるほど!」

加納さん
「こんな話があります。
 ある大学の授業で先生が大きな壺を出し、
 その中に大きな石をいれます。
 そして、学生さんに聞きます。
 『この壺は一杯ですか?』」

「学生さんは『はい。一杯です。』
 と答えました。すると先生は
 先程よりの小さな石を壺の中に入れました。
 そして先生はもう一度聞きました。
 『この壺は一杯ですか?』」

「学生はまだ、何かあるのではと思い、
 『まだです。』と答えました。
 すると先生は、次は砂利をいれました。
 さらにその次は砂を入れました。
 最後には水を入れました。」

「学生は先生に聞きました。
 『先生、先入観を捨てろという事ですか?』
 すると先生はこう答えました。
 『それもあるかもしれません。
  しかし、私が最も伝えたい事は
 【大事な物は最初に入れなさい】ということです。
  後から大きな石を入れようとしても
  壺には入らないのです。』と。」

橋本さん
「なんか、いい話ですね。」

加納さん
「はい。家づくりも同じだと思います。
 大切な物は最初に考えておきましょう。
 次回は、土地についてお話したいと思います。」


橋本さん
「次回もよろしくお願いします!」




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