Column

コラム

【直下率】

2022.07.23(土)

徳島で新築住宅、注文住宅を
考えられている皆様こんにちは!

徳島の工務店、
ラッフルズホームの三栖です。

真面目な話をします。
間取りってどこから考えます?

この質問色々聴きました。

今、地震って
どこで起きても
おかしくない。

で、クライアントの
要望を聞き設計しました。

本当に大丈夫ですか?
許容応力度計算をしてます。

本当に大丈夫でしょうか。
無理な要望を叶える為に
大きな梁や免震、
制振ダンパー。。

はっきり言って要らないですね。

まずは設計者としての考え方って大事。

熊本地震でクローズアップされた直下率。
耐震等級3の建物が倒壊。。

理由は、ノリが悪いって事。

つまり柱の位置が
1階と2階がズレズレ。。

鉄筋コンクリートや
鉄骨造が強いってのは、
単純に直下率100%だから。

最上階から最下階まで必ず通ってる。
そして重いから構造計算して
チェックしてる。

では、木造住宅。
様々な要望を聴いて、設計。
その間取りが地震に強いか?

それを補う為に肉付けする。。

2階から間取りを考えたらええんじゃわ。
かつての上司に教えられた。
今ではその意味が100%わかる。

2階の間取りで考えた柱位置を
そのまま1階におろせって事。

パッと見ても安心。
大きな梁もいらない。
施工精度も上がる。
コストも下がる。
柱の位置って大事。

改めて自問自答しながら、設計しよう。


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